はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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凍った朝に浮かぶ三日月

昨日の朝、野鳥達のために水を替えに行った夫が、氷の輪っかをヤマボウシの枝にかけた。清里の清泉寮などで、冬の間飾っている、氷のリースだ。
もちろん、清泉寮のように、マツボックリや赤い実を入れ、わざわざ作って飾った訳ではなく、鳥の水場にはった薄氷を枝にひっかけただけだ。
それだけなのだが、美しい。自然が創った三日月に、しばし見とれ、観たばかりの映画を思い出した。

映画『しあわせのパン』は、架空の絵本『月とマーニ』が大きなモチーフとなっていた。まぶしすぎる太陽をとってしまって欲しいという月に、少年マーニは話す。「きみは照らされて、そして照らしている」と。太陽に照らされて、夜の街の人々を照らしている。それは、とても大切なことなのだと。

「照らされて、照らしていることが、大切」
人と人も、そんな風にして生きているのかも知れないなぁと、すっと腑に落ち、ヤマボウシにひっかかった氷の月を、眺めた。

ヤマボウシの枝、重い? 冷たい? 飾りをつけて、ちょっと得意げ?

しずくが落ちる瞬間を、偶然カメラが捉えていました。

野鳥の水場にしている、古いお皿。このあと、雪が降り始めました。

雪が降るなか、薪割り仲間共同所有の薪割り機も登場。

お月さまにも、雪が積もっていきました。

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水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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