はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
紅しぐれをおろして
紫色だが、紅しぐれという名だそうだ。大根である。
「おろして食べると、美味しいよ」
家庭菜園をしている近所の方に、いただいた。霜が降りる時期でも、収穫できるらしい。アドバイス通りに、おろしてみると、紫が綺麗だ。辛みはやわらかく、旨味が濃い。
「時雨(しぐれ)」を辞書でひくと「初冬の頃、一時風が強まり、急にぱらぱらと降ってはやみ、数時間で通り過ぎてゆく雨」とある。また「涙をこぼして泣く様」とも。風情のある言葉を名に持つ大根だ。
「時雨」という字からも、容易に連想できるが、雨とは気まぐれなものだ。
空から降る雨も然り、心のなかで降る雨も然り。ついこの間、乾燥した指の爪が欠けただけで、たったそれだけのことなのだが、突然ほろほろと涙がこぼれた。痛くもなければ、特別、悲しいことがあった訳でもないのに、バイオリズムなのだろうか。それが自分でも、全く判らない。
そんなことを思い出しつつ、紫色に染まっていく大根をおろした。大根をいくら切ってもおろしても、涙がこぼれることはなかった。
しっぽの方が、やわらかい紫。首の方が、濃い紫色です。
切ると、なかは白いんですね。
ですが、薄く皮もむいたのに、綺麗な紫色の大根おろしになりました。
昨日の朝食です。前日食べそびれた、ぶりを塩焼きにしました。
田舎汁も、前日の残りですが、大根が紫色なだけで、何か特別な感じ。
「おろして食べると、美味しいよ」
家庭菜園をしている近所の方に、いただいた。霜が降りる時期でも、収穫できるらしい。アドバイス通りに、おろしてみると、紫が綺麗だ。辛みはやわらかく、旨味が濃い。
「時雨(しぐれ)」を辞書でひくと「初冬の頃、一時風が強まり、急にぱらぱらと降ってはやみ、数時間で通り過ぎてゆく雨」とある。また「涙をこぼして泣く様」とも。風情のある言葉を名に持つ大根だ。
「時雨」という字からも、容易に連想できるが、雨とは気まぐれなものだ。
空から降る雨も然り、心のなかで降る雨も然り。ついこの間、乾燥した指の爪が欠けただけで、たったそれだけのことなのだが、突然ほろほろと涙がこぼれた。痛くもなければ、特別、悲しいことがあった訳でもないのに、バイオリズムなのだろうか。それが自分でも、全く判らない。
そんなことを思い出しつつ、紫色に染まっていく大根をおろした。大根をいくら切ってもおろしても、涙がこぼれることはなかった。
しっぽの方が、やわらかい紫。首の方が、濃い紫色です。
切ると、なかは白いんですね。
ですが、薄く皮もむいたのに、綺麗な紫色の大根おろしになりました。
昨日の朝食です。前日食べそびれた、ぶりを塩焼きにしました。
田舎汁も、前日の残りですが、大根が紫色なだけで、何か特別な感じ。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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