はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
紀文だから、ね
おでんを煮るときに、一つだけ決めていることがある。
練り物は、できる限り『紀文』のものを買う。
ネットで取り寄せたりするほどのこだわりではない。いつものスーパーで売っているちくわやら、つみれやらを選ぶ際に2種類あれば『紀文』にする、というくらいのものだ。だが、家族から、または客人から「美味しい」と言われるたびに思うのだ。
「紀文だから、ね」と。
きっかけは、もう20年以上前になるだろうか、友人宅でおでんをご馳走してもらった。鍋である。何人か友人が集まっていた。そのおでんが、何とも美味しかったのだ。そこで、繰り返された会話が、これだった。
「うわあ、美味しーい!」「うん。紀文だからね」
「なにこれ、ものすごく美味しい!」「紀文にしたからね」
「うーん。美味い!」「やっぱり紀文、美味しいよね」
そのときのわたしは、そのたった一度のおでん体験が、何十年という単位で自分のなかに残っていくとは思いもせず、ただ熱々のさつま揚げや大根などをふうふう言いながら味わったのだった。
心に残っていたのは、大勢で味わったその雰囲気だったのかも知れない。さらに言えば、もっと美味しいおでん種が、世の中にはたくさんあるのかも知れない。しかしもはや、我が家のおでんは紀文なくしては成り立たない。その味が、我が家の味となっているのだ。
豆腐 + 魚の『魚河岸揚げ』シリーズは大好きで、必ず入れます。
薪ストーブの上に、6時間置いておきました。
石を一枚置き、その上にかけているので、沸騰はしません。
最後にガスコンロにかけ、このあと、はんぺんを入れて温めて。
練り物は、できる限り『紀文』のものを買う。
ネットで取り寄せたりするほどのこだわりではない。いつものスーパーで売っているちくわやら、つみれやらを選ぶ際に2種類あれば『紀文』にする、というくらいのものだ。だが、家族から、または客人から「美味しい」と言われるたびに思うのだ。
「紀文だから、ね」と。
きっかけは、もう20年以上前になるだろうか、友人宅でおでんをご馳走してもらった。鍋である。何人か友人が集まっていた。そのおでんが、何とも美味しかったのだ。そこで、繰り返された会話が、これだった。
「うわあ、美味しーい!」「うん。紀文だからね」
「なにこれ、ものすごく美味しい!」「紀文にしたからね」
「うーん。美味い!」「やっぱり紀文、美味しいよね」
そのときのわたしは、そのたった一度のおでん体験が、何十年という単位で自分のなかに残っていくとは思いもせず、ただ熱々のさつま揚げや大根などをふうふう言いながら味わったのだった。
心に残っていたのは、大勢で味わったその雰囲気だったのかも知れない。さらに言えば、もっと美味しいおでん種が、世の中にはたくさんあるのかも知れない。しかしもはや、我が家のおでんは紀文なくしては成り立たない。その味が、我が家の味となっているのだ。
豆腐 + 魚の『魚河岸揚げ』シリーズは大好きで、必ず入れます。
薪ストーブの上に、6時間置いておきました。
石を一枚置き、その上にかけているので、沸騰はしません。
最後にガスコンロにかけ、このあと、はんぺんを入れて温めて。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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