はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
定番メニュー、簡単カルパッチョ
夫が新宿からあずさに乗って、帰宅するまでに2時間以上はかかる。
駅に迎えに行くことも多く、駅前のスーパーで足りないものは買い足せるし、帰宅後、夫が風呂に入っている間に夕食を完成させればいい。
ふたりだけの食卓だし、帰るメールが来てからメニューを相談することも、自然と多くなる。基本は、ワインか、日本酒か。ワインならサラダの野菜を刻んだり、和えたり。日本酒なら肉じゃがを煮たり、青菜を茹でたり。プラスして刺身やら豆腐やらが必要なら、スーパーに寄ればいいので気楽だ。
そこで最近よく登場するのが「簡単カルパッチョ」
その日安くて新鮮そうな刺身を買い、貝割れ大根を敷いた上にのせ、粗挽き黒胡椒と柚子ポン、エクストラバージンオリーブオイルをかけるだけ。あっという間に完成する。柚子ポンが、鯵やシメ鯖などの青魚だけでなく、鰹にも蛸にもよく合う。言葉の通り、簡単であるが、美味い。魚を変えれば味も変わるので、飽きも来ない。いいことずくめだ。
ここで問題となるのは、簡単のなかに存在する「手抜き」というイメージ。自分で名づけておきながら、そこが気になるところなのだ。他にいい呼び方はないものかと「簡単」をネットで調べると「簡単服」という言葉が出てきた。
「単純な形に仕立てた婦人用ワンピース。アッパッパ」とある。
アッパッパ。聞いたことはあるが、多分使ったことのない懐かしい言葉に微笑み、どうせならカタカナ繋がりで「アッパッパカルパッチョ」と呼ぶことにしようかと考えてみる。さらに連想。簡単、愉快「あっはっはカルパッチョ」は、どうか。しかしすぐにその考えは捨てた。だいたい「アッパッパカルパッチョ」と口にするだけで舌を噛みそうな難しさ。「あっはっは」も然り。
「簡単」という言葉は、発音するのも簡単だ。うん。案外奥深い、魅力的な言葉なのかも知れない。
尾鯵の簡単カルパッチョ。サラダとカレーで野菜もいっぱいです。
これは、ちょっと手をかけた「ウド」バージョン。鰹と相性ぴったり。
駅に迎えに行くことも多く、駅前のスーパーで足りないものは買い足せるし、帰宅後、夫が風呂に入っている間に夕食を完成させればいい。
ふたりだけの食卓だし、帰るメールが来てからメニューを相談することも、自然と多くなる。基本は、ワインか、日本酒か。ワインならサラダの野菜を刻んだり、和えたり。日本酒なら肉じゃがを煮たり、青菜を茹でたり。プラスして刺身やら豆腐やらが必要なら、スーパーに寄ればいいので気楽だ。
そこで最近よく登場するのが「簡単カルパッチョ」
その日安くて新鮮そうな刺身を買い、貝割れ大根を敷いた上にのせ、粗挽き黒胡椒と柚子ポン、エクストラバージンオリーブオイルをかけるだけ。あっという間に完成する。柚子ポンが、鯵やシメ鯖などの青魚だけでなく、鰹にも蛸にもよく合う。言葉の通り、簡単であるが、美味い。魚を変えれば味も変わるので、飽きも来ない。いいことずくめだ。
ここで問題となるのは、簡単のなかに存在する「手抜き」というイメージ。自分で名づけておきながら、そこが気になるところなのだ。他にいい呼び方はないものかと「簡単」をネットで調べると「簡単服」という言葉が出てきた。
「単純な形に仕立てた婦人用ワンピース。アッパッパ」とある。
アッパッパ。聞いたことはあるが、多分使ったことのない懐かしい言葉に微笑み、どうせならカタカナ繋がりで「アッパッパカルパッチョ」と呼ぶことにしようかと考えてみる。さらに連想。簡単、愉快「あっはっはカルパッチョ」は、どうか。しかしすぐにその考えは捨てた。だいたい「アッパッパカルパッチョ」と口にするだけで舌を噛みそうな難しさ。「あっはっは」も然り。
「簡単」という言葉は、発音するのも簡単だ。うん。案外奥深い、魅力的な言葉なのかも知れない。
尾鯵の簡単カルパッチョ。サラダとカレーで野菜もいっぱいです。
これは、ちょっと手をかけた「ウド」バージョン。鰹と相性ぴったり。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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