はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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隣りの林のアカゲラ

庭や隣の林には、野鳥が、たくさん飛んでくる。
「あのトサカみたいなのがついてる鳥、何だろう?」
夫が窓の外をのぞき、野鳥図鑑を開いているので、わたしものぞいてみた。
「ホオジロかな?」「多分、そうだね」
そんな話をしているあいだにも、シジュウカラやヤマガラ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、エナガ、スズメなどがにぎやかにやって来る。
餌を捕るのが難しくなり始めるこの時期、夫が庭に向日葵の種を撒くのだ。
それもあってか西側の窓は、バードウォッチング用と言ってもいいほどに、鳥達の様子を楽しめる展望台となる。

向日葵の種目当てではない鳥もまた、やってくる。
「あっ、アカゲラ! 綺麗だねぇ」「おっ、つがいだ」
2羽のアカゲラが、隣りの林の木々を行ったり来たりしつつ、餌を探し、木をつついている。キツツキという名は、簡潔に彼らの習性を表していて愉快だ。
外を見なくても、コンコンの音が小さいとコゲラかな、と思うし、大きいとアカゲラだろうかと窓の外を見てみたりする。
アカゲラは赤が鮮やかで、美しい。一目でそれだと判り、目にすると嬉しくなる。音は聞こえても姿は見えないことも多く、ゆっくり見られるのは珍しく、それだけで、いいことがあったような気分にさせてくれる。
年の最後に、飛んできたプレゼント達は、いつになく長い時間、そんな風にして目を楽しませてくれたのだった。

お馴染みキツツキのポーズ。コンコンとノックしています。

頭部と腹の赤が鮮やかです。閉じた羽根の縞模様が綺麗。

太い赤松に、飛び移ってきました。
キツツキの名から連想するには、cuteすぎる瞳。

八ヶ岳にも、たくさんの鳥達が飛び回っているんだろうな。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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