はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
アトリは花鶏
「庭に、アトリが来るんだよ」と、末娘に言うと、
「ああ、花ニワトリって、漢字の野鳥ね」と返された。
花鶏とかいて、アトリと読むそうだ。美しい言葉や難しい漢字などに興味を持つ彼女は、大学で日本語を学んでいる。だが、種明かしを聞けば、好きな物語に鳥の名を地名に使っているネーミングに凝ったモノがあり、そのなかに「花鶏」という村があったそうだ。
庭に来ている野鳥達の名が、漢字でかかれているなどとは、考えても見なかった。調べてみると常連さんのシジュウカラは四十雀。ヤマガラは山雀。カワラヒワは河原鶸。ツグミは鶫、とみな漢字がある。アカゲラは赤啄木鳥。啄木鳥という漢字は、キツツキと入力すると出てきた。赤キツツキという名だ。
漢字は苦手だが、知ればまた面白い。末娘が、好むのも判らないでもない。
野鳥達のために庭に撒いている向日葵も、太陽の方を向く葵なんだなと漢字を見ただけで語源が判るようで面白い。ところで、この向日葵、音読みでは「こうじつき」と読むらしい。漢字検定で音読みと指定され「ひまわり」とかいたらバツだそうだ。
「そこまで、知らなくてもいいか」
わたしの漢字への興味は、面白いと思うラインでストップした。
そして、ストップしたと言っていられない小中高の子ども達は、日々そのラインより先まで勉強しているんだろうなと、明野小学校や中学校の方向をちらりと向いてみたが、その瞬間、さっき考えたことはすっかり忘れて「あ、学校の桜、観に行かなくっちゃ」と浮き浮きと考えたのだった。
アトリです。動きが速くて、なかなかうまく撮れませんでした。
雨のなか飛んできたカワラヒワ達。
大きめのクチバシで、種をしっかりくわえています。
鳥さん達、きっちり食べてくださいな。毎年、こうして向日葵が芽吹きます。
「ああ、花ニワトリって、漢字の野鳥ね」と返された。
花鶏とかいて、アトリと読むそうだ。美しい言葉や難しい漢字などに興味を持つ彼女は、大学で日本語を学んでいる。だが、種明かしを聞けば、好きな物語に鳥の名を地名に使っているネーミングに凝ったモノがあり、そのなかに「花鶏」という村があったそうだ。
庭に来ている野鳥達の名が、漢字でかかれているなどとは、考えても見なかった。調べてみると常連さんのシジュウカラは四十雀。ヤマガラは山雀。カワラヒワは河原鶸。ツグミは鶫、とみな漢字がある。アカゲラは赤啄木鳥。啄木鳥という漢字は、キツツキと入力すると出てきた。赤キツツキという名だ。
漢字は苦手だが、知ればまた面白い。末娘が、好むのも判らないでもない。
野鳥達のために庭に撒いている向日葵も、太陽の方を向く葵なんだなと漢字を見ただけで語源が判るようで面白い。ところで、この向日葵、音読みでは「こうじつき」と読むらしい。漢字検定で音読みと指定され「ひまわり」とかいたらバツだそうだ。
「そこまで、知らなくてもいいか」
わたしの漢字への興味は、面白いと思うラインでストップした。
そして、ストップしたと言っていられない小中高の子ども達は、日々そのラインより先まで勉強しているんだろうなと、明野小学校や中学校の方向をちらりと向いてみたが、その瞬間、さっき考えたことはすっかり忘れて「あ、学校の桜、観に行かなくっちゃ」と浮き浮きと考えたのだった。
アトリです。動きが速くて、なかなかうまく撮れませんでした。
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鳥さん達、きっちり食べてくださいな。毎年、こうして向日葵が芽吹きます。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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