はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
隣の芝生的に見た我が家の庭
真紅の薔薇が、咲いた。
我が家の庭は、手入れというほど手を入れていないので、薔薇も近くで見ると花びらが虫に食われている。しかし道路に出て見てみると、意外と綺麗に見えるから不思議だ。一歩と言わず10歩くらい下がって見てもらえると、緑豊かなこの季節なので、なお綺麗。隣の芝生的な感じで。
茗荷の芽が背比べをするように伸び、蕗は思い切り葉を広げ、姫シャラの木には硬い蕾。紫陽花は自分の季節になるのを今か今かと待ち構えるように日々蕾を大きくしていく。ナデシコもピンクの花を咲かせ始めた。
通り道なのに蜘蛛が巣を立派に広げていたり、防虫剤を使わないせいか様々な虫も見かける。蛙やトカゲも住処としている様子だ。鳥達もやって来る。
「イングリッシュガーデンには成り得ないね」と、葉を広げた蕗を見て、夫。
「ふきのとうの天麩羅には、変えられないでしょ?」と、わたし。
「あーっ、こんなところに向日葵の芽が!」と、芝をのぞき込み、夫。
彼は冬の間、野鳥のためにと毎日向日葵の種を撒いていた。
「それって、まさに自分で蒔いた種だねぇ」とくすくす笑いつつ、わたし。
「何でまた、茗荷増やしてんの?」と、今年植えた茗荷を見て、夫。
「茗荷は、いくら採れても困らないんだから」と、わたし。
そんな風で、野菜を育てるだけの根気も根性も持ち合わせがなく、ガーデンでも畑でもなく、庭でいいと割り切っている。取りきれない雑草が、元気に生えているくらいが丁度いいさと、開き直って、庭の真ん中で深呼吸する幸せ。
わたしよりもずいぶんと熱心に手入れをしてる夫が、どう思っているのかは聞かないことにしているが、10歩下がって隣の芝生的な感じで「なかなか綺麗じゃん」などと眺めつつ、ふと、もしかすると彼は、意図的に10歩離れてわたしを見ているのかもしれないなと考え、現実を見ないようにとかき消した。
バーラが咲いたぁ ♪ と歌いたくなるのわかりますよね。可愛い!
姫シャラは白い花を咲かせます。夏椿とも呼ばれています。
上の写真では薔薇の右側の細い木です。木肌も立ち姿も綺麗です。
我が家の庭は、手入れというほど手を入れていないので、薔薇も近くで見ると花びらが虫に食われている。しかし道路に出て見てみると、意外と綺麗に見えるから不思議だ。一歩と言わず10歩くらい下がって見てもらえると、緑豊かなこの季節なので、なお綺麗。隣の芝生的な感じで。
茗荷の芽が背比べをするように伸び、蕗は思い切り葉を広げ、姫シャラの木には硬い蕾。紫陽花は自分の季節になるのを今か今かと待ち構えるように日々蕾を大きくしていく。ナデシコもピンクの花を咲かせ始めた。
通り道なのに蜘蛛が巣を立派に広げていたり、防虫剤を使わないせいか様々な虫も見かける。蛙やトカゲも住処としている様子だ。鳥達もやって来る。
「イングリッシュガーデンには成り得ないね」と、葉を広げた蕗を見て、夫。
「ふきのとうの天麩羅には、変えられないでしょ?」と、わたし。
「あーっ、こんなところに向日葵の芽が!」と、芝をのぞき込み、夫。
彼は冬の間、野鳥のためにと毎日向日葵の種を撒いていた。
「それって、まさに自分で蒔いた種だねぇ」とくすくす笑いつつ、わたし。
「何でまた、茗荷増やしてんの?」と、今年植えた茗荷を見て、夫。
「茗荷は、いくら採れても困らないんだから」と、わたし。
そんな風で、野菜を育てるだけの根気も根性も持ち合わせがなく、ガーデンでも畑でもなく、庭でいいと割り切っている。取りきれない雑草が、元気に生えているくらいが丁度いいさと、開き直って、庭の真ん中で深呼吸する幸せ。
わたしよりもずいぶんと熱心に手入れをしてる夫が、どう思っているのかは聞かないことにしているが、10歩下がって隣の芝生的な感じで「なかなか綺麗じゃん」などと眺めつつ、ふと、もしかすると彼は、意図的に10歩離れてわたしを見ているのかもしれないなと考え、現実を見ないようにとかき消した。
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姫シャラは白い花を咲かせます。夏椿とも呼ばれています。
上の写真では薔薇の右側の細い木です。木肌も立ち姿も綺麗です。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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