はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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近しい人の顔の横で呼吸すること

「アロハ」が「ハロー」や「サンキュー」と共に「I love you」の意味を持つことは知っていた。昔、漫画で読んだのだ。
「アロハ」=「ハロー」だとばかり思っていた彼女に、彼は「aloha」と彫った指輪をプレゼントするが、彼女はハワイの記念くらいにしか思わなかった。そして、時間を経て気づく。「aloha」と彫られた指輪の意味を。

「alo」は、顔「ha」は、呼吸するという意味を持つと聞いた。顔の横で呼吸する。それは近しい人に挨拶し、感謝し、愛し、信じ、尊敬する気持ちを表す。「aloha」これ以上になく温かみを感じる言葉だ。

先週ハワイアン・ライブを聴きに行き、フラダンスなどのショーを楽しんだ。そこで「aloha」の持つたくさんの意味がかいてあるのを目にした。笑顔が素敵なライブだった。

日本にもいろいろな意味合いで、挨拶に使える言葉がある。「どうも」
「ハロー」「バイバイ」「サンキュー」全部「どうも」でOKだ。でもわたしは好きになれない。「どうも」に温かみはない。どちらかと言うと便利さ故に生まれた言葉に思える。今も「どうも好きになれない」と、かきそうになったが、もともとはっきりしない気持ちを表す言葉なのだから「aloha」とは正反対の場所にいるのだろう。

酔っ払った時に使う便利な言葉もある。たとえば家族で焼き肉屋に行った時。
「このカルビ、美味しいね」と、娘。「そーらね」と、すでに酔ったわたし。
ここで重要なのは「そうだね」ではなく呂律の回らないフリ、または実際に回っていない「そーらね」であることだ。
「牛タン、けっこう分厚いじゃん!」「そーらね」
「ビールおかわりする?」「そーらね」
「ユッケがメニューから消えたのは、淋しいよね」「そーらね」
「お母さん、うるさい!」と、笑いながら娘。
「そーらね」挑戦的にも、さらに言いつのる、わたし。
といった具合に、同意の言葉「そーらね」は、かなり嫌がられているという点で「どうも」を抜きんでているかもしれない。

入口では、アロハシャツやお花の髪飾りが売っていました。

ビュッフェは、ハワイアン料理?
というより、ハワイアンな雰囲気で何でもありって感じかな?

笑顔っていいなぁと、素直に思えるステージでした。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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