はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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大人になってから触れたカルチャーショック

対ベガルタ仙台アウェイ戦。攻めに攻めたが1-1と引き分けに終わった。
仙台駅から地下鉄で15分ほどの場所にあるユアテックスタジアムは、サッカー専用の気持ちのいいスタジアムだった。気温は23℃まで上がり、うららかな春の陽気。サッカー観戦日和となった。
「全席、屋根つきだよ」と、夫。「すごい!」と、わたし。
「椅子も背もたれつきで、ゆったりしてるね」「うん、いい感じ」
「ここは、食べ物が美味しいのでも有名なんだよ」
「ほんと、美味しい! 利休の牛タンつくねとカレー味唐揚げ。嬉しいね」
と、もちろん生ビール。アウェイ戦観戦も、なかなかいいものである。

夫は中学の頃からサッカー部で、ワールドカップなどもテレビにかじりついて観ていたそうだ。テレビ観戦時などは、よく解説者と同じことを言い、下手な解説者より上手いんじゃないの? と思うほど判りやすく解説してくれる。そんな優秀な解説者も隣にいるのだから、贅沢極まりない観戦だ。

ところで、いつも観に行き、違和感を覚えることがある。ブーイングである。大人になってからサッカーを観始めたわたしには、応援しているチームが情けない試合をしたとしても「ぶー!」と声を上げ親指を下に向けて振り、責めることが出来ない。相手のチームが汚いプレイをした時も然り。
「そういうことするのって、人としてどうよ?」と思ってしまうのだ。
ホームとアウェイの違いも、まだまだ、受け入れられていない。ホームで勝ってるからロスタイム(今はアディショナルタイムと言うそうですが)の時間を審判は短くするはずだとか「それ、ルール違反じゃない?」と思えてしまう。

「いいんだよ」と、夫は言う。「それが、サッカーなんだから」
O型大らか大雑把なわたしだが、カレンダーは月が変わってからじゃないとめくれない様な杓子定規なところもある。大人になってから触れたカルチャーショックって、そう簡単に身体の奥までは浸透しないものだ。
だがちょっと、乗り越えてみたいハードルだって気もしている。とりあえず来月は3日前にカレンダーをめくってみよう。ハードルをひとつひとつ超えていけば、ブーイングだっていつか楽しんで出来るかも知れない。

看板はブルーでしたが、全体にチームカラーの黄色が効いています。

仙台チームキャラクター鷲の『ベガッ太』さん。血液型は勝利のV型。
性格は、Jリーグキャラクターにしては珍しいヒール(悪役)キャラ。
ふてぶてしく悪戯好き。気に入らないことがあるとふてくされる。

試合前の練習風景。全天候型いいな。選手はもちろん雨が降れば濡れますが。

ヴァンフォーレ甲府の応援団。久しぶりにその後ろで観ました。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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