はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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反対の反対は、反対じゃない?

「うわっ、逆だった!」ということが、よくある。
昨日かいた、生姜の皮vs大根の皮、然り。思い違いが多いのかも知れないが、位置関係を認識するのが苦手なのだ。

左右を、よく間違える。
運転していて「そこ、右に曲がって」と言われ、左に曲がってしまうことは日常茶飯事だ。方向音痴である所以、ここにあり、である。
子どもの頃は、左手の甲の真ん中にホクロがあった。左右はいつもそれを見て判断していたのだが、そのホクロも大人になる頃には跡形もなく消えていた。子どもの頃に増して、右も左も判らない状態になった。

さらに前後も、よく間違える。
毎日の生活のなか、2日に1回やるのが、Tシャツを着る時に、背中側についたタグを確認しつつ頭を通すにもかかわらず、逆になってるというもの。さすがにそのまま着ることはないが、自分でも原因が判らない。
「きみは、小さな子どもなのか?」
自らツッコむほか、どうしようもない。
冷えとり靴下も、五本指タイプの左右が目視で認識できず、指が入らなくて履き直すのも毎日のことだ。

縦横も、間違える。
特にリボン結びが縦結びになることが多く、結ぶ手をとめ考え込んでしまう。

若い頃は、脳の造りが他人と違うのだろうかとまじめに悩んだこともあった。だが、悩んだところでどうなる訳でもなし、すとんと受け入れてしまった。
よかったこともある。誰にでもできるようなことをできない人もいるのだと、知っていたことだ。子ども達と過ごす時間、どうしてこんなに簡単なことができないの? と思ったとき、自分だって簡単なこと(他の人にとっては)ができてないじゃんと考えられた。そして、間違えたらやり直せばいいのだと、じっくり向き合うことができた。
幼い息子や娘達が、Tシャツの前後ろを間違えずに着られるようになったときには、本当にすごいと感動したっけ。誰もわたしの反対遺伝子(?)を受け継ぐことはなく、ちょっと淋しいような気持ちにもなった。

反対は、反対で、反対の反対は、反対じゃなくなって、反対の反対の反対は、反対だ。考えれば考えるほどに、こんがらがってくるのである。

冷えとり靴下は、ワンセット8枚。洗濯物のなかでも、存在感があります。
夫は左右を確認してから、五本指靴下を履くそうです。すごいな~。

正しいリボン結び。背中で結ぶタイプは、特に間違えやすいです。
エプロンとか、できません。それもあって、しないのかも。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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