はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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冷えとり靴下を試して

冷えとり靴下なるものを、試している。
3年ほど前から流行っていたらしいが、知ったのはつい最近だ。シルク、コットン、シルク、コットンと重ね履きするのだが、シルクは身体のなかの悪いモノを吸いとるらしい。それをコットンが外に出してく。さらにそれをシルクが吸いコットンへ。そんな毒出し、つまりはデトックス効果があるのだという。
夫のいとこ夫婦にいただいた『千代治のくつ下』の履き心地がよく、ネットで調べると、知ったばかりの冷えとり靴下があったので、ポチッとした。

1日目。夕方入浴後から履き始める。ベッドに入ったが、左ふくらはぎの張りが気になり、なかなか寝つけず、マッサージをしながら眠りにつく。
2日目。昼間は、おまけの入っていた洗い替えのシルク5本指とコットンの2枚で過ごす。就寝後、やはりふくらはぎの張りが気になる。
3日目。1日中眠い。昼寝をしたら2時間眠ってしまい、驚く。入浴時、肩やお腹がすべすべになっていることに気づき、ふたたび驚く。
とまあ、まだ1週間も経っていないので、効果のほどは判らない。

ところで、その効果とは全く関係なく、思い出したことがある。
日中出かける時に普通の靴下を履き、その違和感に驚いた。その違和感。何かに似ていた。ずいぶんとなつかしい感覚だ。さて、と考えて思い当たった。赤ん坊が生まれて、何か月かぶりに美容室に行ったとき、久しぶりに外をひとりで歩いたときの、あの心もとなさに似ていたのである。いつもぴったりくっついていたものがない、あのスースーしたような感覚。
「足の指1本1本に密着した五本指靴下の如く、きっとそれくらい子ども達とくっついていたんだよなあ」
子どもは独立した一人の人間だと、もちろん知っている。知ってはいても、自分の身体と区別がつかないほどに近しかった頃もあった。
ぴたりと足に密着していく4枚の靴下を重ねて履いて、1枚ずつ剥がすように脱いでいくたび、そのころの記憶がひとひらひとひら、湧いてくるのだった。

右から順番にシルク、コットン、シルク、コットンと履いていきます。
『千代治のくつ下』基本の冷えとり靴下4足セットです。

1足目の5本指シルクです。密着感あります。

2足目の5本指コットンは、やわらかく包む感じ。

3足目のシルク。色が違うので、判りやすいです。

4足目。これを履くともう、さすがに靴は入りません。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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