はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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マイブームは、お茶漬け

「びっくりした?」とは、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』に登場する殺し屋キルオの決めゼリフだが、それとは全く関係なく、びっくりした。

「こ、これは!」お茶漬けを、久しぶりに食べ、頭の上に、びっくりマークがポンッと3つほど、浮かんだのである。
感動すらしていたのだが、新宿でのランチ。声には出せない。
「確かに『さらさら』この擬音を表現するには『さらさら』しかない!」
『お茶漬けを、さらさら食べる』
この言い回しを、最初に思いついた人は、うーん、偉大だ。

ランチはお茶漬け膳で、しっかりおかずがついていて、まず、ご飯を普通に食べ、2杯目はお茶漬けでどうぞ、との説明を受けた。茶漬けにする際のトッピングも、6種類から2種類選べ、鰹節、焼き海苔、あられ、わさびはテーブルにあって、使い放題というお茶漬け中心の店。
そこで、蛸わさびと高菜漬けをのせ、お茶ではなくポットの熱い鰹だし汁を注ぎ、食べた茶漬けが、まさに『さらさら』だったのだ。

それから、おうちランチは、お茶漬けがマイブーム。インスタントだが鰹だしをかけ、最初はあるもので適当に作っていたが、だんだん凝って来て、買い物中も頭の片隅にはいつもお茶漬けが、でんと居座っている状態だ。
「オクラ入れたら、美味しそう。昆布とシジミの佃煮もいいな」
浮かれて、夕食のカレーの肉を買い忘れるほどの、力の入れようである。
♪ さーさのーは さーらさら ♪
季節を先取りして歌いつつ、ひとり茶漬けの準備をする幸せ。
春の小川の季節は、さらさらと駆け足で、いつのまにか過ぎて行った。

新宿ルミネエスト『こめらく 贅沢なお茶漬け日和。』にて。
メニューは、種類も豊富でしたが、茄子好きのわたしは、当然、茄子。

使い放題と言われると、たくさんのせたくなります。貧乏性?

あるもので、簡単茶漬け。梅干し、紫蘇、茗荷、鰹節、焼き海苔、木の芽。
庭の木の芽は、一番美味しい季節は過ぎたけど、まだまだ毎日食べています。

お茶漬け用に買った、しらす干しと桜海老を入れた、豪華バージョン。
オクラを入れると、粘り気が出て、それはそれで美味しいんだけど、
さらさら、という擬音とは違った感じになりますね。
わさびは、お刺身についているものを、いつも保存してあって、
思い切って一袋入れちゃいます。辛さも風味もほどよく魚類と相性ぴったり。

お昼、お茶漬け一杯で済ませると、4時頃もうお腹減っちゃって、
じゃあ、おやつにお茶漬けを、ってこれ、太りそう(笑)
超簡単バージョン。昆布とシジミの佃煮に、三つ葉と煎り胡麻のみで。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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