はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ひと手間省いて、楽しく美味しく

今年も、庭の山椒の実を収穫した。
去年より実の数は少なめだが、ふたりで食べるならじゅうぶんと、小女子と一緒に佃煮にし、楽しんでいる。

さて、レシピである。去年もネットで検索したレシピで煮たので、保存してあるかと思ったのだが見つからず、ふたたびレシピを検索した。
下ごしらえの仕方も、見てみる。そこで、去年とは違うやり方を見つけた。大まかな部分は同じだが(というのも沸騰した湯に入れて5分ほど茹で、水にさらすという簡単な下ごしらえだからだ)いちばん手間がかかる部分をスキップしたレシピで、それを見たときには目から鱗だった。
実についた軸を取り除かず、そのまま食べるというものだったのだ。
「木の芽は若い茎ごと食べられるんだもの。茹でれば、全く問題ないよね」

べジブロスを使うようになってから、野菜の皮や根の栄養に着目していたが、手間を省いていいところでは省くことで、さらに採れる栄養もあるのだと気づいた。人参の皮を剥かずに煮たり、玉葱の根元をとらずに炒めたり。
山椒の軸も、同じこと。「ひと手間かけて、美味しく」とはよく聞く言葉だが、心を砕いて料理する = 手間をかける、とばかりは言えない。
「ひと手間省いて、美味しく」食べられたら、それはそれでちょっと嬉しく、料理がますます楽しくなる気がした。

硬くならないうちに、採ります。今がまさに収穫時期。

これが軸つきの実です。くっついている双子くんもいます。

軸は全く気になりませんでした。というか、市販の山椒の実の水煮より
刺激がずーっと強くって、美味しい! これぞしびれる旨さです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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