はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
ジェルネイルな日々
先週、クリスマスを前にジェルネイルをしてもらった。
明るいピンクと薄く落ち着いたピンクのツートンで、わたしの指には少し明るすぎるようにも感じるが、例えば毎朝、洗面所の鏡を見ながら、頬に化粧水をつける指を見るたびに華やいだ気持ちになり、ああ、ネイルっていいものだなあと実感している。
ジェルネイルは、聞いていた以上に丈夫で、マニュキアを塗ったのとは大違い。簡単にはがれたりせず、逆に爪を守ってくれている。マニュキアとの違いは、通気性にもある。爪の呼吸を妨げず、劣化を防いでもくれるらしい。
しかし、それでも大切にしようという気持ちが働くのか、ぶつけないように、ひっかけたりしないように注意するようになった。缶詰のプルトップをムリムリ爪で開けたりしなくなったし、軍手をするのを面倒がり素手で薪を運ぶこともなくなった。ハンドクリームも頻繁に塗るようになった。これまで如何に手や爪を大切にしようという気持ちを持たず生活していたのかが、よく判る。なにしろ、がさつなのだ。これでは、例え世界一美しい手の持ち主であったとしても、手のモデルにはなれまい。無論、世界一美しい手である訳もなく、捕らぬ狸の皮算用にもならないのだが。
そんなジェルネイルな日々を送るなか、夫との会話によく使うギャグがひとつ、追加された。
「年賀状の宛名ラベル、貼っておいてくれないかなあ。ほら、俺、薪の切り出しで、右手傷めちゃったから」と、夫。
「うーん、できるかなあ。ほら、わたし、爪綺麗だから」
そう言うたび、彼は苦笑するのみである。いや、もちろん賀状のラベル貼りはわたしの右手くんと左手くんがやった訳なんだけど。
photo by my husband
手を撮るのって、意外と難しいものなんですね。
夫婦ふたり、何やってんだかと思うほど、四苦八苦しました。
「左手くんが、主役っぽいなあ」と、右手くん。
「いやいや。後ろの右手くんあってこその僕だよ」と、左手くん。
そう言いつつも、左手くん、ちょっと得意げでした。
明るいピンクと薄く落ち着いたピンクのツートンで、わたしの指には少し明るすぎるようにも感じるが、例えば毎朝、洗面所の鏡を見ながら、頬に化粧水をつける指を見るたびに華やいだ気持ちになり、ああ、ネイルっていいものだなあと実感している。
ジェルネイルは、聞いていた以上に丈夫で、マニュキアを塗ったのとは大違い。簡単にはがれたりせず、逆に爪を守ってくれている。マニュキアとの違いは、通気性にもある。爪の呼吸を妨げず、劣化を防いでもくれるらしい。
しかし、それでも大切にしようという気持ちが働くのか、ぶつけないように、ひっかけたりしないように注意するようになった。缶詰のプルトップをムリムリ爪で開けたりしなくなったし、軍手をするのを面倒がり素手で薪を運ぶこともなくなった。ハンドクリームも頻繁に塗るようになった。これまで如何に手や爪を大切にしようという気持ちを持たず生活していたのかが、よく判る。なにしろ、がさつなのだ。これでは、例え世界一美しい手の持ち主であったとしても、手のモデルにはなれまい。無論、世界一美しい手である訳もなく、捕らぬ狸の皮算用にもならないのだが。
そんなジェルネイルな日々を送るなか、夫との会話によく使うギャグがひとつ、追加された。
「年賀状の宛名ラベル、貼っておいてくれないかなあ。ほら、俺、薪の切り出しで、右手傷めちゃったから」と、夫。
「うーん、できるかなあ。ほら、わたし、爪綺麗だから」
そう言うたび、彼は苦笑するのみである。いや、もちろん賀状のラベル貼りはわたしの右手くんと左手くんがやった訳なんだけど。
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手を撮るのって、意外と難しいものなんですね。
夫婦ふたり、何やってんだかと思うほど、四苦八苦しました。
「左手くんが、主役っぽいなあ」と、右手くん。
「いやいや。後ろの右手くんあってこその僕だよ」と、左手くん。
そう言いつつも、左手くん、ちょっと得意げでした。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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