はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
負のスパイラルから抜け出して
師走。このところ忙しいせいか、気がつくと負のスパイラルに陥っている。
夜中に目覚めた時、月明かりがひどくまぶしかったり、丁寧にドリップした珈琲が、マグの底に1㎝ほど残っているのを見つけたり、ずっと見つからなかったキッチンバサミが、所定の位置にあることに気づいたり、雪が降りだしたのを見て、綺麗だなとか大変だとか思う前に、自分のくしゃみに驚いたり。
そんな小さなズレが、何かを狂わせていくのを感じる。
「あの時、こうしていたら、何かが変わっていたかもしれない」
「あの人は何故、あんなことを言ったのか」
「あの頃、どうして、あんな風に思えたんだろう」
「こうしていたら」「何故」「どうして」
頭のなかにできた螺旋階段は、上っていると思ったら下っていて、下っていると思ったら上っている。くねくねと続く螺旋に、終わりはない。
と思っていたら、驚いた。螺旋には、終わりがあったのだ。
「なんか、疲れちゃった」
負のスパイラルの終わりは、悩みごとにも長続きしない体力低下に起因していた。笑っちゃうほどあっさりと気持ちは晴れ、積雪に雨降る冷たい夕刻、丁寧にドリップした珈琲を最後の一滴までゆっくりと飲み干し、ひとりごちた。
「うーん。歳をとるのも、案外いいかも」
イチイの垣根。道路の雪は、すぐに解けてしまいましたが、朝は凍りそう。
南天も、凍えていました。赤い実が、雪うさぎ連想させますね。
ポストと鉄製の表札です。ポスト、ペンキはがれてきたなぁ。
夜中に目覚めた時、月明かりがひどくまぶしかったり、丁寧にドリップした珈琲が、マグの底に1㎝ほど残っているのを見つけたり、ずっと見つからなかったキッチンバサミが、所定の位置にあることに気づいたり、雪が降りだしたのを見て、綺麗だなとか大変だとか思う前に、自分のくしゃみに驚いたり。
そんな小さなズレが、何かを狂わせていくのを感じる。
「あの時、こうしていたら、何かが変わっていたかもしれない」
「あの人は何故、あんなことを言ったのか」
「あの頃、どうして、あんな風に思えたんだろう」
「こうしていたら」「何故」「どうして」
頭のなかにできた螺旋階段は、上っていると思ったら下っていて、下っていると思ったら上っている。くねくねと続く螺旋に、終わりはない。
と思っていたら、驚いた。螺旋には、終わりがあったのだ。
「なんか、疲れちゃった」
負のスパイラルの終わりは、悩みごとにも長続きしない体力低下に起因していた。笑っちゃうほどあっさりと気持ちは晴れ、積雪に雨降る冷たい夕刻、丁寧にドリップした珈琲を最後の一滴までゆっくりと飲み干し、ひとりごちた。
「うーん。歳をとるのも、案外いいかも」
イチイの垣根。道路の雪は、すぐに解けてしまいましたが、朝は凍りそう。
南天も、凍えていました。赤い実が、雪うさぎ連想させますね。
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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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