はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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喪黒福造に思う

氷見は、藤子不二雄Ⓐの故郷だそうだ。
商店街は「藤子不二雄Ⓐまんがロード」となっていて、忍者ハットリくんや『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造の他、藤子不二雄Ⓐがまんがロードのために作った『氷見サカナ紳士録』キャラクター達のモニュメントが、あちらこちらに設置されている。

なかでも喪黒は、ドーン! という感じで存在感があった。サカナ紳士録達のように、商店街を歩いていて、そこにあるのを見たということではなく、少し外れた場所にあるモニュメントをわざわざ観に行っただけのことはある。
「ココロのスキマ、お埋めします」
喪黒のしゃがれた声が、聞こえてきそうだった。
久しぶりに喪黒の顔を見て、作られた笑いが貼りついた顔って怖いなぁと思った。作り笑いが普段の表情と化してしまった人。それは、本当のことを隔すために顔を作らなければならなくなっている人だろう。
例えば、戦争ができる国にしようと企みつつ、にっこり笑って憲法改正その他を着々と進めていく政治家とか。

「私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。ただのセールスマンじゃございません。私の取り扱う品物は心、人間の心でございます。この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり、そんな皆さんの心のスキマをお埋め致します。いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて、今日のお客様は・・・」

喪黒福造氏。まんがロードの端に、一線を隔すように立っています。

忍者ハットリくんと弟シンゾウは、ポストの上に乗っていました。

サカナ紳士録のキャラ「タコ八」前を通るとしゃべります。

おなじく、とびうお「トビ―」も、しゃべります。

サカナ紳士録のなかでも中心的存在、ブリの「ブリンス」も。

もともとの商店街「潮風通り」にモニュメントが設置され、
「藤子不二雄Ⓐまんがロード」に変身したようです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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