はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
ナデシコ(もっともポピュラーではない)
庭のナデシコが、咲き始めた。
「つい撫でたくなる、可愛い子のよう」 →「撫でし子」が名の由来だから、という訳ではないが、やはり可愛い。薄いピンクの小さな花が、身を寄せ合うかのように咲いているところがまた、いい。とても丈夫で、放っておいても毎年咲く様子にも、飄々としたものを感じ、いいなと思う。
我が家のナデシコは、色も形もすべて同じだ。数えれば百以上の花を咲かせているのだろうが、一種類しかないので、ナデシコと言えばこの色、この形の花だと思っていた。しかし、ナデシコは色も形も多種多様なのだと最近知った。
ネットで探しても、同じ色形のものにたどりつくまで、けっこうかかる。調べているうちに、このナデシコは日本原種の「カワラナデシコ(大和撫子とも言う)」ではなく、中国から来た「セキチク(石竹」)」という種類らしいと判った。珍しい訳ではないが「ナデシコ」と言って思い浮かべる花は、一般的に、カワラデシコの方なのだろう。
身近にあるものを、もっともポピュラーなのだと思い込んでしまうことって、じつはよくあることなのかも知れない。
例えば、食器を洗うスポンジ。食器洗い用のものを購入してはいるが、そう言えば、他の場所では同じものを見たことがない。実家でも、夫の実家でも、会社でも、違うタイプものを使っている。そしてある日突然「えっ、これが何よりどれより普通なんじゃなかったの?」なんて感じで、気づくのだ。
身近にある親しくなったモノ達には「何より普通で、もっともポピュラー。ではないかも知れない」という、注意を怠るべからず。
無論ナデシコ達は、そんなことにはおかまいなし。春の風に、微笑んでいるかのように身を任せ、静かに揺れるのみである。
柔らかい印象をあたえる薄ピンク色。ギザギザも大和撫子より浅目です。
葉の緑も控えめな薄い色で、中心だけ赤に近いピンクで飾られています。
濃いピンク色をした開きかけの蕾も、とっても可愛いです。
競うように咲き始め「撫でて、撫でて」って・・・言ってる訳ないか。
本日5月29日の誕生花だそうです。
「つい撫でたくなる、可愛い子のよう」 →「撫でし子」が名の由来だから、という訳ではないが、やはり可愛い。薄いピンクの小さな花が、身を寄せ合うかのように咲いているところがまた、いい。とても丈夫で、放っておいても毎年咲く様子にも、飄々としたものを感じ、いいなと思う。
我が家のナデシコは、色も形もすべて同じだ。数えれば百以上の花を咲かせているのだろうが、一種類しかないので、ナデシコと言えばこの色、この形の花だと思っていた。しかし、ナデシコは色も形も多種多様なのだと最近知った。
ネットで探しても、同じ色形のものにたどりつくまで、けっこうかかる。調べているうちに、このナデシコは日本原種の「カワラナデシコ(大和撫子とも言う)」ではなく、中国から来た「セキチク(石竹」)」という種類らしいと判った。珍しい訳ではないが「ナデシコ」と言って思い浮かべる花は、一般的に、カワラデシコの方なのだろう。
身近にあるものを、もっともポピュラーなのだと思い込んでしまうことって、じつはよくあることなのかも知れない。
例えば、食器を洗うスポンジ。食器洗い用のものを購入してはいるが、そう言えば、他の場所では同じものを見たことがない。実家でも、夫の実家でも、会社でも、違うタイプものを使っている。そしてある日突然「えっ、これが何よりどれより普通なんじゃなかったの?」なんて感じで、気づくのだ。
身近にある親しくなったモノ達には「何より普通で、もっともポピュラー。ではないかも知れない」という、注意を怠るべからず。
無論ナデシコ達は、そんなことにはおかまいなし。春の風に、微笑んでいるかのように身を任せ、静かに揺れるのみである。
柔らかい印象をあたえる薄ピンク色。ギザギザも大和撫子より浅目です。
葉の緑も控えめな薄い色で、中心だけ赤に近いピンクで飾られています。
濃いピンク色をした開きかけの蕾も、とっても可愛いです。
競うように咲き始め「撫でて、撫でて」って・・・言ってる訳ないか。
本日5月29日の誕生花だそうです。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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