はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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原因を究明する言葉「なんでやねん!」

♪ 買い物しようと街まで 出かけたが 
  財布を忘れて 愉快なサザエさん ♪
サザエさんは、偉大だ。財布を忘れてさえも愉快で済ませられるのだから。それに比べてわたしときたら、なんと人間が小さいことか。ケータイを忘れて街(東京)まで出かけてしまい、がっくりと落ち込んだ。
「なんでやねん!」
ツッコんでくれる人もいないから、自分でツッコミを入れるが空しい。
夫にケータイでメールしようとして、そのケータイを忘れたのだと再確認し、さらに落ち込んだ。

常々考えていたのだが「なんでやねん!」という関西弁は、思いもよらぬ出来事が起こった際に、その原因を究明したいという人の根底にある願望から生まれた言葉だと思っている。
「どうして、こんなことに?」
サザエさんなら考えないようなことを、くよくよ考えるのが凡人というもの。凡人であるわたしは「どうしてまた、ケータイ忘れちゃったの? ほんとにもう!」と、くよくよと考えた。

一つは、雪のせいだ。朝から降り始めた雪に、電車トラブルが起こる前に出かけなくてはと気が急いていた。
もう一つも、雪のせいだ。我が家のリビングには雨漏りならぬ雪漏りする場所があり、雪が積もって凍って解けたときにだけ水が漏ってくる。そこがケータイ充電の定位置だったため、場所が変わったことにより充電するタイミングが遅れ(充電をさぼったとも言える)朝になってあわてて充電していたのだ。
もう一つは、歳をとったせい? 昨日は折しもわたしの誕生日だった。ひとつ歳をとるということは、こういうことなのかも知れない。
だが、判ってもいる。うっかりぼんやりな性格のせい、というのが50%以上の原因なのだろう。
原因究明は滞りなく行われたが、さらに「なんでやねん!」と言いたい気分だ。「なんでやねん!」は、怒りをぶつけるためにも使われる言葉なのだ。

さて。ケータイなしで、昨夜は夫と浅草で待ち合わせをした。時間と場所を決め、連絡を取り合わずに待ち合わせするのは、何年ぶりだろうか。こういうのも、いいな。そう思えたのは、すれ違いにならなかったから、かな。

雪が降りだした昨日の朝の庭の様子です。
ホワイトバースディをしっとりかこうと写真撮ったのに、とほほ。

隣りの林にも、薪にする丸太の上にも、しんしんと。

北側は、家の影になっているので、春まで解けないかなあ。

アイビーも、冷たそう。

ヒイラギの葉にも、積もって。雪が似合う常緑樹ですね。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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