はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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後の祭りだからこそ、言える?

ギックリやってしまった。腰である。
いつも通りに朝起きて、朝食にキャベツをバターで炒めていた。味付けは塩胡椒。シンプル・イズ・ベスト。そして、毎朝のことながら、クシャミをした。花粉症の方に敬意を払いつつ、いまだ発症しないわたしだが、胡椒でクシャミは、朝の日課である。3回立て続けにクシャミして、違和感に気づく。
「あ、やっちゃったかも」これまた朝の日課でストレッチする、夫に言う。
「腰。やばいかも」前屈していた夫が顔を上げ、振り向く。
「と、とりあえず歩けるから、重症じゃないみたい」
味噌汁も完成し、ご飯も炊け、お茶も濃く急須に入っているし、キャベツとウインナも炒めてある。あとは目玉焼きを焼くのみ。
「俺が、焼くから」と言う夫に目玉焼きを任せ、椅子に座る。
落ち込んだ。朝食後、コンディションを取り戻すようイメージしつつ、歩いて休み、歩いて休み、落ち込んでは休みした。

「あーあ。連休中、庭の草取りもしたかったし、花も植えたかったし、寝室の大掃除もしようと思ってたのに」
ぼやいてみて、自分で笑った。ぎっくり腰にならなかったら、果たして、そんなことを真面目に考えただろうか。後の祭りだからこそ、突然連休が惜しく思えたりするんじゃないんだろうか。
「いやいや。ほんとにやろうと、思ってたんだから」
またしても自分に言い訳しつつ、ベッドでごろごろ本など読み、そんな連休もまたよしと、何故か穏やかな気持ちになるのだった。

我が家の超スタンダードな、朝ご飯。納豆もたまに登場します。

卵ふたつ分の目玉焼きを焼くのに、丁度いい大きさのフライパンで。

このフライパン、けっこう重宝しています。アサリのワイン蒸しも、
海老のアヒージョも、いつもこれで作って、そのまま食卓に。

「歩いた方がいいよ」と腰痛歴の長い夫に言われ、歩いていたら、
なんとコシアブラを、ゲット! 腰痛も歩けば、コシアブラに当る ♪

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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