はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
忘れていた、うどんに大切なもの
様々なことを、記憶の袋からぼろぼろと落としている日々。ハッと気づく機会も、多くなっている。
特に料理は、正しかろうが間違っていようが、自分流になりがちだ。美味しさを追求する気持ちと、手抜きしたなかで美味しく食べたいという気持ちが交錯し「いつもの味」に、手抜き要素がばっちり組み込まれていたりする。そして手を抜いていることすら、都合よくも、忘れてしまっているのだ。
所用で東京に出た際、とても美味しいうどんを、食べた。ひと口食べて、まるで魔法でもかけられたかのように、忘れていたことを思い出した。
細いうどんが好きなわたしぴったりの細麺。しっかりコシのある、手打ちの麺だ。しかし、思い出させてくれたのは、麺ではなく、出汁だった。海の香りいっぱいの薄味の出汁の風味たるや。思いっきり感動した。そして、考えた。
「最近、出汁とってなかったよなぁ」
美味しい「和風だし」を見つけてから、出汁をとらなくなった。鰹や昆布、煮干しを使い、自分で出しをとるよりも、この出汁の素の方が美味しいとやめたのだ。息子が3歳くらいの頃には、ふたりよく煮干しの頭とワタをとったことを懐かしく思い出した。テーブルの上に広げて、遊び感覚で楽しんでたっけ。
うどんには、鰹だけではなく鯖やウルメ、メジカ、昆布などを使い「こだわりました!」と、大声で叫ぶ出汁の主張を、色濃く感じられた。うどんと言えば、細さとコシだろうと思っていたわたしに、出汁の存在を忘れるなと忠告してくれたようにも感じる。
「大きな袋の鰹節、買ってこようかな」
出汁の香りに酔いしれて、うどん屋を後にした。
かき揚げは、自分では作らないので、すごーく贅沢気分 ♪
汐留シティセンターの『つるつる』店名の簡潔さが simple な味の象徴。
食べ終わって外に出ると、ポスターが。入る時には、入口のメニューばかり
見ていて、その周囲には気づきませんでした。見過ごしているものの多さよ。
特に料理は、正しかろうが間違っていようが、自分流になりがちだ。美味しさを追求する気持ちと、手抜きしたなかで美味しく食べたいという気持ちが交錯し「いつもの味」に、手抜き要素がばっちり組み込まれていたりする。そして手を抜いていることすら、都合よくも、忘れてしまっているのだ。
所用で東京に出た際、とても美味しいうどんを、食べた。ひと口食べて、まるで魔法でもかけられたかのように、忘れていたことを思い出した。
細いうどんが好きなわたしぴったりの細麺。しっかりコシのある、手打ちの麺だ。しかし、思い出させてくれたのは、麺ではなく、出汁だった。海の香りいっぱいの薄味の出汁の風味たるや。思いっきり感動した。そして、考えた。
「最近、出汁とってなかったよなぁ」
美味しい「和風だし」を見つけてから、出汁をとらなくなった。鰹や昆布、煮干しを使い、自分で出しをとるよりも、この出汁の素の方が美味しいとやめたのだ。息子が3歳くらいの頃には、ふたりよく煮干しの頭とワタをとったことを懐かしく思い出した。テーブルの上に広げて、遊び感覚で楽しんでたっけ。
うどんには、鰹だけではなく鯖やウルメ、メジカ、昆布などを使い「こだわりました!」と、大声で叫ぶ出汁の主張を、色濃く感じられた。うどんと言えば、細さとコシだろうと思っていたわたしに、出汁の存在を忘れるなと忠告してくれたようにも感じる。
「大きな袋の鰹節、買ってこようかな」
出汁の香りに酔いしれて、うどん屋を後にした。
かき揚げは、自分では作らないので、すごーく贅沢気分 ♪
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食べ終わって外に出ると、ポスターが。入る時には、入口のメニューばかり
見ていて、その周囲には気づきませんでした。見過ごしているものの多さよ。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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