はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
潜在意識の誘導に従うか否か
連休。夫とふたり朝食まえに散歩を楽しんだ。
わたしのスピードに合わせて歩くことになるので、30分くらいの道程も1時間弱かかる。びっきーとよく歩いたコースだが、遠回りすればできるし、南に回るか北に回るかも選べる。最初の分岐で、夫が言った。
「どっちにいく?」
「気持ち的には、こっちに行きたいよね」
わたしは、下り坂を指さした。
「そこを、あえて登るのがいいんだよね」と、夫。
急ぐ旅じゃなし、どちらへ行ってもかまわない。
「人の心理って不思議だよね。楽な方へつい足が向く」
そう答えて、あえて登る夫の後ろを歩きながら思い浮かべていたのは、サッカー観戦で見たPKのシーンだった。
キッカーが準備する間、キーパーがゴールの左半分をゆっくりとストレッチしながら歩いている。右が空いてるよとキッカーの潜在意識に訴えているのだそうだ。もちろん、キッカーもそれを知っているから、キーパーの思惑通りにはいかない。それを見て、人の潜在意識の不思議と、それを利用しようとするスポーツマンのしたたかさを、おもしろく思った。
人は自然と楽な方へ流される。大切なのは、それに気づいたときに潜在意識の誘導に従うか否かをきちんと選ぶということだ。そうは言っても、楽な方へ流されるのもまたよしと、どこかで思っているわたしがいる。
「びっきーも、いつもここで下りに行きたがったよね」
歩きながらそう言って、ふたり笑った。
上り坂です。少し登ると、陽が当たる道に出ます。
下り坂です。両側に林があって、見るからに涼しそう。
今年は漆の当たり年。綺麗な葉っぱだけど、危険! かぶれます。
ヘクソカズラも、この季節、あちらこちらに咲いています。
オニグルミが、大きな実をつけていました。
山栗も、いっぱい生っています。
足もとには、つゆ草の青。目を魅かれます。
道端に咲いていた花。野生のハナトラノオかな。
林のなかに居たアマガエルくん。きみは、何処へ行くのかな?
わたしのスピードに合わせて歩くことになるので、30分くらいの道程も1時間弱かかる。びっきーとよく歩いたコースだが、遠回りすればできるし、南に回るか北に回るかも選べる。最初の分岐で、夫が言った。
「どっちにいく?」
「気持ち的には、こっちに行きたいよね」
わたしは、下り坂を指さした。
「そこを、あえて登るのがいいんだよね」と、夫。
急ぐ旅じゃなし、どちらへ行ってもかまわない。
「人の心理って不思議だよね。楽な方へつい足が向く」
そう答えて、あえて登る夫の後ろを歩きながら思い浮かべていたのは、サッカー観戦で見たPKのシーンだった。
キッカーが準備する間、キーパーがゴールの左半分をゆっくりとストレッチしながら歩いている。右が空いてるよとキッカーの潜在意識に訴えているのだそうだ。もちろん、キッカーもそれを知っているから、キーパーの思惑通りにはいかない。それを見て、人の潜在意識の不思議と、それを利用しようとするスポーツマンのしたたかさを、おもしろく思った。
人は自然と楽な方へ流される。大切なのは、それに気づいたときに潜在意識の誘導に従うか否かをきちんと選ぶということだ。そうは言っても、楽な方へ流されるのもまたよしと、どこかで思っているわたしがいる。
「びっきーも、いつもここで下りに行きたがったよね」
歩きながらそう言って、ふたり笑った。
上り坂です。少し登ると、陽が当たる道に出ます。
下り坂です。両側に林があって、見るからに涼しそう。
今年は漆の当たり年。綺麗な葉っぱだけど、危険! かぶれます。
ヘクソカズラも、この季節、あちらこちらに咲いています。
オニグルミが、大きな実をつけていました。
山栗も、いっぱい生っています。
足もとには、つゆ草の青。目を魅かれます。
道端に咲いていた花。野生のハナトラノオかな。
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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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