はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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我慢でもがんばりでもなく

何年かぶりに、サウナに入った。じつは、苦手である。
温泉に行っても、自分から入ろうという気にはならない。暑いのを我慢して何が気持ちいいんだろうとまで思っていた。我慢がない性質なのかも知れない。
それがふとした気まぐれでサウナの蒸気に当たると、気持ちよかったのだ。
「あ、あったかい」
暑いではなく、そう感じた。
「わたしの身体、けっこう冷えてるんだ」と。
そう感じて、サウナは暑さを我慢するモノから、冷えた身体を温めるモノへと変わった。温まったら出ればいい。歳とともに夏でも冷えやすくなった身体には、サウナで少し温まるのも有効なのだろう。わたしの苦手意識は、サウナ室の蒸気と一緒に消えていった。

ところで、先月から始めた、姿勢矯正中心の軽いタイプのヨガ「ひめトレ」だが、続けているだけではなく、ストレッチポールを購入した。
「買っても、どうせやらないんでしょう?」
夫の言うことは、もっともだ。以前やっていたヨガのマットは押し入れで眠っている。言われなくとも、自分でも不安はあった。
「買っても、どうせやらないんじゃないだろうか」
しかし約2名の予想に反し、ストレッチポールは毎日活躍している。
サウナと同じく、ひめトレポールによるストレッチは、我慢してがんばるモノから、身体が伸びて矯正されていくのを体感するモノへと変化を遂げたのだ。
ひと言で言えば「気持ちいいから、乗る」ザッツオール。
身体が求めているものが、変わって来ているのか。身体が求めるものが、顕著に表れるようになってきたのか。その両方か。

「お昼食べ過ぎた。背中痛いから、乗ろうっと」
休日の昼間、居間でポールに乗っていると眠くなる。さすがに落ちると痛いから、寝ないけど。
「ねえねえ、わたし、ストレッチがんばってるでしょ」
日々ストレッチに励んでいる夫に言うと、即答された。
「それは、がんばっているのとは違う」

これが、ストレッチポールです。軽くてちょっと硬め。
この上に、仰向けに寝るように乗ります。

長さは、こんなふうに頭から腰が乗るくらいです。
「ひめトレ」ではポールに乗って手足を動かす体操をします。
ただ乗るだけでも、身体が伸びて正しい状態に戻っていくそうです。
「これは、いいわあ」と、夫も使っています。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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