はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
枕元の靴下
夜中にふと目覚めて、あれ? と思うことが、最近よくある。靴下だ。
秋も深まり、風呂で温まってベッドに入っても、足が冷たくなることが多く、靴下を履いて眠る季節になった。
その靴下が、ふと目覚めると片方だけ、脱いである。
それは、脱げたのではなく、確実に意思を持って脱いでいるのだ。というのも、わざわざ枕元に置いてあることから、容易に推測できる。脱げたのなら、足元にあるはずであろう。
不審に思っていたので、気をつけて見ていると、脱いでいるのは左足に限られている。
「左足くんだけ、暑がりなのかな?」
考えるも、答えは出ない。目覚めた時には、右足くんも、程よく温まっていて、左足くんに倣って靴下を脱ぐ訳だが、うとうとしつつ考える。
「右足くんは、脱ぎたくなかったのかな?」
しかし、靴下の窮屈さから解放された足達に、眠気は加速し、うとうとしている間に、すっと眠りに入ってしまう。
さらに考察するに、わたしは、右横を向いて眠ることが多いと判明した。
右横を向いた状態では、左手くんと左足くんが、当然近くなる。靴下を脱ぐのも容易だ。しかし、右手くんと右足くんは、遠く離れている。靴下には手が届かない。
「ただ、それだけのことかぁ」
そう思いつつも、毎日同じ方向で眠るのは、骨格や筋肉に片寄りが出るのではないかと心配にもなる。今更ではあるのだが。
「夜中に目覚めた時に、右足くんの靴下だけ脱いでいる状態を目指そう!」
左横を向いて眠る、挑戦は始まった。
ベッドの枕元に大抵あるのは、今読んでいる本とハンドクリーム、ケータイ。
寿命が来たケータイを買い換えました。ガラケーからガラケーに。
今どきめずらしい! と言われますが、月々けっこう大きな節約になります。
秋も深まり、風呂で温まってベッドに入っても、足が冷たくなることが多く、靴下を履いて眠る季節になった。
その靴下が、ふと目覚めると片方だけ、脱いである。
それは、脱げたのではなく、確実に意思を持って脱いでいるのだ。というのも、わざわざ枕元に置いてあることから、容易に推測できる。脱げたのなら、足元にあるはずであろう。
不審に思っていたので、気をつけて見ていると、脱いでいるのは左足に限られている。
「左足くんだけ、暑がりなのかな?」
考えるも、答えは出ない。目覚めた時には、右足くんも、程よく温まっていて、左足くんに倣って靴下を脱ぐ訳だが、うとうとしつつ考える。
「右足くんは、脱ぎたくなかったのかな?」
しかし、靴下の窮屈さから解放された足達に、眠気は加速し、うとうとしている間に、すっと眠りに入ってしまう。
さらに考察するに、わたしは、右横を向いて眠ることが多いと判明した。
右横を向いた状態では、左手くんと左足くんが、当然近くなる。靴下を脱ぐのも容易だ。しかし、右手くんと右足くんは、遠く離れている。靴下には手が届かない。
「ただ、それだけのことかぁ」
そう思いつつも、毎日同じ方向で眠るのは、骨格や筋肉に片寄りが出るのではないかと心配にもなる。今更ではあるのだが。
「夜中に目覚めた時に、右足くんの靴下だけ脱いでいる状態を目指そう!」
左横を向いて眠る、挑戦は始まった。
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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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