はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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栗の美しさ

毎年お米を分けてもらっている田んぼのお婆ちゃんより一足早く、近所の農家さんに新米をいただいた。
朝ご飯に白米を炊くと、やはり全く味が違う。もちもちだし、新鮮な米の甘みが口のなかに広がる。獲れたての新米は、本当に美味しい。収穫して一年経ったお米も、毎日美味しいと食べていたが、違う植物の実なのではないかと思うほどに違うのだ。

その新米で、お昼に栗ご飯を炊いた。ちょうど庭の栗を収穫したのだ。
収穫したての栗は美しい。つやつやと光っている。
収穫したと言っても、木の下に落ちた栗のいがを夫が底の厚い靴で抑えて割り、拾うのだ。考えてみれば、栗は頑丈な棘を持ったいがに護られ、鳥に実を突かれることはない。枝を離れ落ちるまでゆったりと熟していく。そこにこの艶やかな美しさが生まれるのかも知れない。そうか。美しいものには棘があるって、栗のことだったのか。そして、美味しいものにも。

毎年、収穫の量が増えている、まだ細い幹に生った庭の栗です。

夫が菓子箱に拾い集めた、栗達です。

もちもちの新米とほっくほくの栗。まさに秋の恵みですね。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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