はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ウイークエンドギャラリー『夢宇』

陶器を見るのが、大好きだ。
市内の大泉町にあるウイークエンドギャラリー『夢宇(むう)』は、数多くの陶器を扱っている店で、店内を歩いているだけで胸がしんとしてくる。わくわくとは違う、とても静かなよろこびのようなものが胸に広がる。
『夢宇』の周辺は『夢宇谷(むうだに)』と名づけられていて『ムーミン谷』を連想する。そのせいか、現実とは違う世界に足を踏み入れたような感覚になる。雪深い冬の間店を閉めるのも、冬眠するムーミン達の谷と似ている。

『夢宇』には、たくさんの陶器がある。雑貨もある。
しかし、そこに足を踏み入れたときに感じるのは、大好きなモノに出会える予感が起こす高揚とはまた、違った感覚だ。
『夢宇』は、とても広い。
空間の大きさ、広がりがあることって大切だ。けれど、ただ広ければいいというものではない。狭さが何ともいえず落ち着く空間を造り出しているカフェだってある。人がしっくりくるような空間の使い方って、大切なのだと思う。広い広い空間が広がる『夢宇』には、陶器や雑貨のほかに、しっかりと存在を感じるモノがある。それは、いくつもの上質な空白だ。たぶん普段、家には置いていない種類の空白。
陶器を手にとり、染め物に触れ、漆器を撫で、空白に心を寄せる。定期的に訪ねたくなるのは、そんな上質な空白を求めているからなのかも知れない。

文字、一字一字の力を感じさせるような看板です。

石臼のような鉢が、庭じゅうに並んでいます。

入口を入ってすぐ目に入るのは、大きな瓶。1mくらいあるのかな。

外廊下がずっと続いていて、シーサーもあちらこちらに。

室内が見える窓。こんなディスプレイにも遊び心が感じられます。

まだまだ廊下が続いて、廊下にも器、器、器。

吹き抜けの2階建てになっている店内も、とても広いです。
撮影はご自由に、とのこと。写真を撮らせてもらいました。

壁に展示されていたお皿。展示のしかたもいろいろです。

ヤマボウシの花をこんなふうに活けるなんて、思いつかなかった。

レトロなポスターも、コレクションに加えたようです。

陶芸家、森下真吾さんの器を、夫が気に入って購入しました。
我が家の真吾ちゃんコレクションは → こちら

オクラのお浸しで、食卓デビュー。小鉢として重宝しそうです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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