はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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素材の旨みを味わうために

ご近所から野菜をいただくときには、これでもかというほどの量をいただく。トマト、トマト、トマト。胡瓜、胡瓜、胡瓜。ゴーヤ、ゴーヤ、ゴーヤ。ズッキーニ、茄子、茄子、茄子、ピーマン、ピーマンだ。
生で食べるほか、トマトはお浸しやピクルス、胡瓜は浅漬けにする。
ゴーヤはチャンプルーで食べることが多いが、食べるのが追いつかないほどいただく。他の素材で量を増やすとますます食べられない。なので、ゴーヤだけ消費するためにナムルを作った。これが美味い。ゴーヤを思う存分味わえる。初めて食べたときには抵抗があったゴーヤの苦みも、今ではそれを旨みと捉えられるほどに、すっかり馴染みの味となっていた。
家庭菜園で採れた無農薬のゴーヤ。素材がいいのだから、シンプルに味わうのがいちばん。凝った料理もいいけれど、素材そのものの旨みを味わうのもいいなと再認識。朝に夕にナムルを楽しんでいる。

素材そのものを味わう料理って、けっこうある。刺身。魚の塩焼き。焼き鳥。青菜のお浸し。じゃがバター。そう言えば、新米はそのままでも美味しくて、古米をおかずに新米を食べるなんて話も聞いたことがある。冷奴も、豆腐料理のなかではシンプルに素材を味わえる料理だろう。
先日、豆腐売り場でおもしろいものを見つけた。『マスカルポーネのようなナチュラルとうふ』エクストラバージンオリーブオイルがついていて、それをかけて食べるという。食べてみると、これがまた美味かった。キメの細かい木綿寄りのしっかりした豆腐に、フルーティなバージンオイルがぴったり合う。旨みの濃い豆腐と新鮮なオイルだからこそ実現する味だ。

素材の旨みを引き出すためには、素材自体の新鮮さ、美味しさだけではなく、調味料の良しあしも大切なのだなと、これもまた再認識したのだった。

おすそわけもしたんだけど、まだこんなに。2本分ナムルにしました。

緑鮮やかなシャキシャキした茹で加減が、好きです。茹で時間15秒。
すりおろしニンニク、塩、砂糖、酢、胡麻油、粗挽き黒胡椒で味つけして。
ここでも、新鮮な生ニンニクと太香胡麻油の旨みがキーになっています。

スイーツみたいな包装。相模屋さん、いろいろ出しています。

中には、エクストラバージンオリーブオイルとスプーンも。

オリーブオイルの旨みだけで、醤油も塩もいりません。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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