はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ちょっと寄り道 その3

甲州弁の一つに「よってけし」がある。「お寄りください」という意味だ。
寄り道というほどの大袈裟なものではないが、たまに立ち寄るのが産直野菜販売所。『よってけし』という名で親しまれている。
町内にある直販所は名を『明野サンヒル直販所』というが「よってけし」と言わんばかりの雰囲気。その言葉に誘われるように、ふらりと寄っていく。スーパーにも山梨産や町内産の野菜もあるし、直販所には季節によって置いていない野菜もあるので、ふらりと立ち寄るくらいがちょうどいい。
ということで、ふらりと寄ってみた。
「ゴーヤ、あるかな~?」と探したが、まだゴーヤはなく、トマトや胡瓜、ピーマン、茄子などの夏野菜とバジルの鉢植えを買った。
「今夜は、レタスもアスパラもトマトもピーマンも明野産だよ」
夕食は、ポークソテーに生野菜を刻んで作ったソースをかけた。
「美味い!」夫の感想は、簡潔なひと言だ。
そこでとれた野菜を食べるのが、そりゃあいちばん美味しいよね。明野に越してきて16年。もうすっかり忘れていたけれど、越してきた頃は野菜が美味しくて、お米がまた美味しくて驚きの連続だったっけ。こういうこと、忘れずにいなくちゃいけないよな。
それとはべつに、最近は熊本産の野菜を見るたびに買ってしまう。微力としか言えない応援だが、続けていこうと思う。野菜の産地に敏感になったのも、こうして田舎に越してきて作る人の顔を見るようになったからかも知れない。

その山梨の方言、甲州弁は、外から入ったわたしにはそっけなく聞こえることも多いのだが(『花子とアン』にでてきた「こぴっと」は可愛い感じがするけど、めったに聞かない)よってけしは温かみがあり好きな言葉だ。
「よってけし」と誰かを誘うには、まだまだ甲州弁の修業が足りないけれど、いつか使ってみたいな。

『明野サンヒル直販所』2階は、お食事処になっています。

観光農園も、たくさんあります。向日葵は、町の顔です。
もうすぐ、さくらんぼ狩りの季節です。

入り口には、お花やハーブも売っています。

元気そうなバジルが、一鉢100円でした。

サニーレタスも、1個100円です。

梅干し用の小梅、いーっぱい入って300円。

長芋も、作っている農家さんが多いようです。瑞々しいです。

町内産のトマトとピーマンを買いました。玉葱はいただきもの。
ビネグレットソースの材料を、並べてみました。これ残らず全部刻んで
バージンオリーブオイル1に対し白ワインビネガー2、塩胡椒で和えます。

そして、庭に生えていた(自主性に任せている)アスパラガス。

予期せず、ご近所さんに採れたてレタスもいただきました。

ポークソテー on ビネグレットソースのできあがり。
野菜たっぷりの夕食になりました。&ワイン!

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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